だ・もんで「だ・もんで」 静岡弁で「だから」の意味
2018年12月号

今年も残すところあとわずか。皆様いかがお過ごしですか。
今月号はユカが担当します。よろしくお願いいたします。

さて、師走に入り、お正月を迎えるための準備に忙しくなってきました。
大掃除に正月飾りの用意、お節の仕込み…
毎年欠かさず行っているその「お正月を迎えるための準備」は何のためのものかご存知ですか?
今月号はそこを少し詳しく見ていきたいと思います。
 
そもそもお正月は何の行事なのでしょうか。
「新年を“迎える”」と表現することがしばしばありますが、何を迎えるのかというと「神様」です。
毎年お正月になると「歳神様」が各家庭にやって来て、その年一年の福を各家庭に授けてくださいます。
お正月は歳神様をお招きする行事なのですね。
つまり、お正月を迎えるための準備は「歳神様をお迎えし、もてなすための準備」ということです。

歳神様をお迎えするためには、まず片付けをして家を清める必要があります。それが大掃除。
大掃除をして家中の穢れを落とします。 それが終わると今度は「私の家はここにありますよ」と居場所お伝えしなければいけません。
その役割を果たしてくれるのが門松や注連縄などの正月飾り。
正月飾りは「ここは歳神様が留まることが出来る、穢れの無い場所ですよ」という神様の依り代となるのです。
大掃除や正月飾りで自宅を綺麗にした次は、おもてなしのご馳走を用意しなければいけません。
それが鏡餅。鏡餅は歳神様へのお供え物です。 お供え物を用意したら、あとは歳神様をお迎えするお正月を待つのみ。
万全の体制で歳神様をお迎えし、一年の福を授かりたいものです。
そのためにはまずは大掃除を頑張らないと…今週末からがんばります。

 それでは皆様、年の瀬で何かと忙しいとは存じますが、体調を崩されませんようご自愛ください。良いお年を。






正月飾り 大掃除
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